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| 顎関節症の主な症状は5つあります。これらの症状がひとつ、もしくはいくつか重なって現れます。 |
| 顎関節および周辺の頬やこめかみの痛み。口の開け閉め、食べ物を噛むときなど、あごを動かした時に痛むのが特徴です。片側の顔から頭までが痛いように感じる事もあります。あごの動きと関係なく痛む場合は他の原因の可能性が疑われます。 |
| 正常な人は指三本を並べて上下の前歯の間に入れることが出来ます(開口量40〜50mm)。顎関節症の人では指が2本程度(開口量30mm)もしくはそれ以下しか入りません。大きく開口できない原因には2つあり、あごを動かすと筋肉が痛むので無意識に動きを抑えてしまっている場合と、顎関節内部でひっかかって口が大きく開けられない場合とがあります。さらに、突然口が開かなくなる場合もあれば、徐々に開きづらくなっていく場合もあります。 |
| あごを動かしたときに耳の前あたりで「カクカク」音がする。「ジャリジャリ」「ミシミシ」といった音の場合もあります。ただし、症状が音だけの場合は治療は必要ありません。 |
| あごの関節や筋肉に問題があると、あごの動きに変化が生じて噛み合わせが変わることがあります。歯科治療のあとで急に噛み合わせが変わったように感じるときは顎関節症に関連してしまうことがあるので歯科医と相談しましょう。 |
| 稀ですが、あごの関節内の構造の異常のため上下の歯列の間に隙間ができて、口が完全に閉じれなくなる場合があります。その他の症状として頭痛、首や肩の痛みとこり、耳の痛み、耳鳴り、耳が詰まった感じ、難聴、めまい、舌の痛み、味覚の異常、眼の疲れ、口の乾燥感などがあります。しかし、これらの症状が顎関節症に由来しているかどうかについては慎重な判断が必要で、顎関節症ではない場合も多いのです。 |
顎関節は両耳の前の部分にあり、指で触れながら顎を左右に動かすとよく動くので分かります。顎関節は左右の側頭骨のへこみ(下顎窩)に、下顎の骨の突き出た部分(下顎頭)がはまり込むような構造になっています。側頭骨のくぼみは下顎窩というへこみとその前にある関節隆起という膨らみから成っています。
下顎窩と下顎頭の間には関節円板という座布団の役目をする組織があり、下顎頭と下顎窩が直接こすれ合わないようになっています。関節円板はコラーゲンでできていて、下顎の動きにつれて下顎頭とともに動いて口の開閉時の圧力を吸収しスムーズに動けるようにする働きをしています。 |
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これらの関節組織は関節包という線維性の膜で囲まれており、関節包の内面には滑膜から滑液が分泌されていて、潤滑油の働きをしています。関節包の外側には外側靱帯があり、上下の骨を連結しています。 |
かつては顎関節症の原因は噛み合わせの異常にあると言われていましたが、現在では顎関節症の原因となる因子はいくつかあり、それらが積み重なってある耐久限界を超えたときに発症する・・・と言われています。
但し、なりにくい人なりやすい人がいて耐久限界にも個人差がありますので、くいしばりや歯ぎしり、偏咀嚼などの生活習慣の中の要因の積み重ねが“その人の”耐久限界を超えたときに発症する、ということになるでしょうか。 |
| 「くいしばり」「歯ぎしり」「歯をカチカチならす」など顎の筋肉を必要以上に緊張させる行為をブラキシズムといい、このような行為は顎の関節に過度の負担をかけダメージを与えてしまいます。ブラキシズムは顎関節症の主な原因で、就寝中のみならず、肉体労働、勉強や仕事に集中しているときにも無意識に生じます。 |
| 会社や家庭など人間関係などのストレス、受験勉強などの重圧や精神的な緊張は、筋肉を緊張させてくいしばりや夜間の歯ぎしりなどブラキシズムを引き起こします。 |
| 左右どちらか一方でばかり噛む癖を偏咀嚼といいます。歯並びや噛み合わせが悪いと片側だけに多くの負担をかけることになり、顎関節の発症の原因になるばかりでなく、顔の非対称の原因にもなります。 |
| うつ伏せ寝、頬杖をつく癖などの生活習慣により顎が横に押されたりします。猫背姿の人はブラキシズムをしがちです。 |
| 悪い歯並びや噛みあわせは偏咀嚼やブラキシズムを引き起こすことがあるので顎関節症と関連していると考えられます。 |
| 顎や頸部頭などを強く打って顎関節や靱帯を損傷した。歯の治療などで大きく口を開けた、など。 |
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